「仕事の日は朝から晩まで外出…。うちの子、ごはんどうしてあげたらいいんだろう?」
そんな悩みを抱える一人暮らしの飼い主さんは、とても多いんです。
特にOLさんなど日中フルタイムで働いている方だと、どうしても8時間以上犬を留守番させることが日常になりますよね。
朝と夜の2回で大丈夫なのか、昼ごはんを準備すべきか、はたまた置き餌でいいのか…。
考えれば考えるほど迷ってしまう問題です。
犬にとって毎日の食事リズムは心の落ち着きにつながる大事な習慣。
人間も食事が不規則になると体調を崩すように、犬も時間が乱れると不安やストレスがたまります。
👉 まずは「留守番とごはんの基本」を押さえておきましょう。
留守番中の食事回数はどうする?

ごはんの回数は、年齢や体調によって変わります。
ここを知っておくと
「うちの子にはどうするのがベスト?」
が見えてきます。
子犬は回数多め(3〜4回が基本)
子犬期は胃が小さいので、一度に食べられる量が限られています。
3〜4時間おきにフードが必要なので、1日2回では足りません。
👉 一人暮らしで子犬を迎えた場合は、昼間だけでもシッターや家族のサポートを頼む方が安心。
SNSでも「子犬を置いて出勤するのが不安すぎる」という声が多く見られます。
成犬は朝晩2回で安定
1歳を過ぎた成犬なら、基本は朝と夜の2回で大丈夫。
8時間ほどのお留守番なら、朝にしっかり食べて夜にまた与えるリズムで落ち着く子が多いです。
ただし
「朝ごはんをガツガツ食べて吐き戻す」
「夜までお腹が空きすぎて落ち着かない」
といった場合は、朝ごはんを2回に分けて与える工夫も役立ちます。
シニア犬は少量を複数回に
7歳以上のシニア犬は消化機能が落ちることもあり、1日3回くらいに分けた方が安心。
「仕事で昼間に帰れない」なら、帰宅後に夜ごはん+寝る前に軽めの補助ごはんを用意して
調整してあげましょう。
留守番中にご飯を食べないときの原因と対策
「出かける前にごはんを置いたのに、帰ったらそのまま残っていた…」
一人暮らしで働いている飼い主さんから、よく聞く悩みです。
環境や不安で食べない
飼い主がいない不安から、留守番中にごはんを食べない犬は珍しくありません。
特に分離不安気味の子や神経質な子は
「ひとりのときは食欲が落ちる」
ケースが多いです。
フードの鮮度や保存方法
SNSでもよく見かけるのが
「置き餌をしたけど食べなかった」。
理由は簡単で、時間が経つとフードの匂いや風味が落ちて食べたがらないから。
特に夏場は湿気で傷みやすく、衛生面でもリスクがあります。
置き餌のリスク
「食べたいときに食べられるように」
と思って置き餌をしても、
- 食べ過ぎて肥満になる
- フードが腐敗してお腹を壊す
- 虫やカビが発生する
とデメリットの方が大きいです。
👉 留守番中の置き餌は基本的にNGと考えた方が安心です。
長時間留守番とごはんの工夫

朝ごはんは出発前にバタバタ与えない
「朝の支度の合間にパパッとごはん」
…これ、やりがちですよね。
でも出発直前に与えると消化不良を起こすことも。
理想は出勤の1〜2時間前に与えることです。
夜ごはんは必ず与える
帰宅が遅くなっても、夜ごはんを抜くのはNG。
昼食がなかった分、夜にしっかり補ってあげましょう。
一人暮らしだと
「疲れて自分のごはんも簡単に済ませちゃう」
という日もありますが、愛犬のごはんだけはしっかり確保してあげてくださいね。
フードボウルや固定具で安心
「お留守番中にフードボウルをひっくり返された!」
こんな体験談もSNSでよく見ます。
滑り止め付きやケージに固定できるお皿を選ぶと安心。
倒れにくい工夫も、留守番ごはんの大事なポイントです。
留守番に便利な工夫アイテム
長時間の留守番では
「お昼ごはんが必要な子」
「夜まで我慢できない子」
にどう対応するかが大きな課題です。
そんなときに便利なのが 自動給餌器。
タイマーをセットすれば決まった時間にごはんを出せるので、
「帰宅が遅くなっても安心」という飼い主の声も多いです。

まとめ|ごはんと留守番の工夫で安心感を
- 留守番中のごはんは年齢やライフスタイルに合わせて工夫
- 置き餌はリスクが大きいので避けた方が安心
- 朝ごはんは出発前に余裕を持って与える
- 夜ごはんは必ず与え、バランスを崩さないこと
- 自動給餌器は便利な選択肢のひとつ。詳細は次記事へ
👉 ちょっとした工夫で、一人暮らしでも犬のお留守番を「ごはんの心配なく」
安心にしてあげられますよ。